通信量無制限、通話かけ放題が売りの楽天モバイル。それなのにもかかわらず楽天モバイルでは15分かけ放題オプションを提供しています。もともと通話料金が無料なのにもかかわらず15分かけ放題オプションは必要なのでしょうか。いらないのでは?とお考えの方も多いでしょう。
結論、楽天モバイルの15分かけ放題オプションは多くの方にとって不要です。しかし営業などでお客様へ発信することが多い方など仕事で携帯電話を利用する方はつけたほうが良い場合もあります。
そこでこの記事では楽天モバイルの15分かけ放題オプションをわかりやすく解説。さらに契約する気がなかったけれど1か月無料キャンペーンの後に勝手に契約されていたので解約したいという方へ向けて解約方法も解説します。
楽天モバイルの15分かけ放題オプションとは
楽天モバイルはRakuten Linkというアプリから発信することで通話料金が無料になります。しかし標準の通話アプリから発信する場合は30秒ごとに22円の通話料金が必要に。月額1,100円の15分かけ放題オプションへ加入することで1回あたり15分以内の通話が何度でも無料になります。
Rakuten Linkと標準通話アプリの主な違いは「通話品質」だよ!
種別 | Rakuten Link | 標準アプリ |
回線 | ネット回線 | 通話回線 |
通話品質 | 普通 | 良い |
発信者通知 | 可能 | 可能 |
SMSが1日100通まで無料!
楽天モバイルはSMSを利用することができますが送信する文字数に応じた利用料金が必要です。通常1通あたり3円から33円の料金が必要になりますが15分かけ放題オプションへ加入することでSMS送信料金が1日100通まで無料になります。
仕事などの関係でSMSを多く送信する方にはおすすめだね!
プライベートであればLINEなどのメッセージアプリで十分だぞ!
楽天モバイルのSMS送信料金
1文字から70文字 | 3.3円 |
71文字から134文字 | 6.6円 |
135文字から201文字 | 9.9円 |
202文字から268文字 | 13.2円 |
269文字から335文字 | 16.5円 |
336文字から402文字 | 19.8円 |
403文字から469文字 | 23.1円 |
470文字から536文字 | 26.4円 |
537文字から603文字 | 29.7円 |
604文字から670文字 | 33円 |
高品質な通話回線を利用できる
Rakuten Linkのかけ放題サービスと15分かけ放題オプションの一番の違いは通話品質です。Rakuten LinkはRCSという技術を使いネット回線を利用して通話を実現しているのに対し、15分かけ放題オプションの標準OSからの発信であれば通常の高品質な通話回線を使い接続します。
そのためRakuten Linkからの発信よりもクリアに音声を送受信でき、接続も安定しているのが特徴。Rakuten Linkもネット環境が良い場所であればクリアな通話を実現できますが通信が混雑している場所では通話品質が低下してしまう可能性もあります。
仕事などの関係でいつでも高品質な通話回線を利用したい。そんな方へ楽天モバイルの15分かけ放題オプションはおすすめです!
プライベートでの利用がメインで通話品質をあまり気にしない方は15分かけ放題オプションへ入る必要は無いよ!
家族や友人とのやりとりがメインであればLINEなどのメッセージアプリを活用するのがおすすめだぞ!
「ナビダイヤル」はかけ放題の対象外
0570から始まるナビダイヤル。全国共通の電話番号でたとえかけ放題サービスへ加入していたとしても料金が課金されてしまう番号のひとつでもあります。
近年お問い合わせ窓口にナビダイヤルを利用する企業が増えてきています。ナビダイヤルの怖いところは待たされている間にもどんどんと課金されてしまう点。料金も20秒ごとに10円ほどと決して安い金額ではありません。10分待たされてしまえばその間に300円も課金されてしまいます。
かけ放題サービスに入っているからと0570へ気軽に電話してしまうと後日高額な電話料金が請求されてしまう可能性があるため注意しましょう。
15分かけ放題オプションの解約は「my楽天モバイル」から簡単に!
15分かけ放題オプションは一定期間無料期間が用意されており期間終了後に自動契約される仕組みを採用しています。そのためとりあえず試してみるだけのつもりだったのに勝手に契約されてしまったとお悩みの方も多いでしょう。楽天モバイルの15分かけ放題オプションはmy楽天モバイルからかんたんに解約することができます。
次に「15分(標準)通話かけ放題」の左側についているチェックを外しましょう。元からチェックが外れている場合は契約されていなかったと言うことなのでそのまま画面を閉じて問題ありません。
最後に「変更する」と記載のピンク色のボタンをタップします。これで解約手続きが完了しました。
基本的には15分かけ放題オプションは不要!
いかがでしたでしょうか。この記事では楽天モバイルの15分かけ放題オプションについてわかりやすく解説させていただきました。結論、基本的に15分かけ放題オプションは不要。
楽天モバイルのRakuten Linkから発信することで15分以内の通話はもちろん、それ以上の通話も無料で行えます。また標準OSからの発信と同様に発信者番号も相手に通知されるため回線以外に標準OSからの発信と差はありません。
仕事などの関係上どうしても高品質な通話回線を利用したい場合は15分かけ放題オプションが活躍しますが、それ以外の場合はRakuten Linkからの発信で事足りるでしょう。