楽天モバイルから新たに登場した「最強プラン」ですが、自称最強と名乗っているだけで本当はデメリットばかりで最悪なのでは?とお考えの方も多いでしょう。
実際に「楽天モバイル 最強プラン」と検索すると「デメリット」や「落とし穴」といった関連キーワードが表示されます。それだけ検索する人も多いということですね。
そこでこの記事では楽天モバイル最強プランのデメリットや落とし穴を徹底解説。ぜひ最後までご覧いただき参考にしてください!
楽天モバイルの「Rakuten最強プラン」のメリット・デメリット
メリット
☑月額料金が安い
☑データ使い放題
☑通話かけ放題
☑海外ローミング可能
☑楽天市場で高還元
☑契約の縛りがない
☑店舗サポートあり
デメリット
☑3GB以下はLINMOの方が安い
☑かけ放題は楽天LINKアプリ必須
☑海外での通信は2GBまで
☑店舗数が少ない
☑室内・地下に弱い
☑口座振替払いは110円の手数料必須
楽天モバイルのデメリット・落とし穴6選!
デメリット1:月間データ使用量3GB以下の方はLINEMOの方が安い
楽天モバイルのRakuten最強プランの月額料金は利用したデータ使用量に連動して推移するよう設計されています。3GBまでであれば1,078円、20GBまでであれば2,178円、それ以上利用するのであれば3,278円です。
しかしLINEMOのミニプランは3GBまで利用することができ月額料金は990円。このように月間データ使用量が3GB未満の場合は楽天モバイルよりもLINEMOの方がリーズナブルな料金設定になっています。
各社の料金を比較してみたよ!
※1.UQモバイルの20GBに対応したプランには10分以内の通話がかけ放題になるサービスが付帯しています。
ただしLINEMOには家族割りなどの割引サービスが一切ありません。しかし楽天モバイルには家族で使うと家族全員100円割引される「最強家族プログラム」や22歳以下の契約者の方へ毎月110ポイントプレゼントする「U22青春プログラム」が用意されています。
これらの割引サービスを駆使すれば楽天モバイルの方がLINEMOよりもお得に利用することができるため、家族でまとめて楽天モバイルを利用する方にとっては3GB未満の利用でもお得に楽天モバイルを利用できるでしょう。
デメリット2:通話かけ放題は「楽天LINKアプリ」が必須
楽天モバイルは追通話かけ放題通話かけ放題を利用することができます。しかしiPhoneやAndroidに最初からインストールされているデフォルトの通話アプリから発信する場合は通話かけ放題の対象外となります。楽天モバイルの通話か家抱大サービスを利用するためには「楽天LINK」という無料アプリからの発信が必須となるので注意しましょう。
しかし楽天モバイルはデフォルトの通話アプリから発信した場合においても1回あたり15分までの通話料金が無料になる15分(標準)通話かけ放題オプションを月額1,100円で提供。何らかの理由でどうしてもデフォルトの通話アプリを利用した場合はこちらのオプションを検討するのも良いでしょう。
楽天LINKからの発信でも電話番号そのままで通話できるから、基本的には15分(標準)通話かけ放題オプションは不要だよ!
デメリット3:無料の海外ローミングは月間2GBまで
楽天モバイルは月間2GBまで無料で海外ローミングを楽しむことができます。対象国は70以上の国・地域が指定されており、日本人がよく行くような場所は網羅されています。
しかし無料で海外ローミングを行うことができるのは毎月2GBまで。それを超えると最大通信速度が128Kbpsに制限され、ほとんど使いものにならなくなってしまいます。
ただ残りデータ量が400MB以下になると楽天モバイルからSMSで通知が届くようになっており、1GBあたり500円でデータ量を購入することが可能。安心して海外旅行を楽しむことができます。
デメリット4:大手キャリアと比較すると店舗数が少ない
楽天モバイルは第4のキャリアとしてスタートした後発組の格安SIMです。そのためドコモやソフトバンク、auなどと比較するとどうしても店舗数が少なくなってしまいます。とはいえ楽天モバイルでは2022年3月8日に1,000店舗を突破。街中で「楽天モバイルを見たことがある」という方も多いのではないでしょうか。
また楽天モバイルはほぼすべての手続きをオンラインで完結することができるためそもそも店舗は絶対に必要なものではありません。いざという時に対面でサポートしてほしい方にとってはデメリットとなりますが、電話サポートでも十分という方にとってはあまり関係の無いデメリットです。
電話サポートはもちろん、チャットでのサポートなど手厚く支援しているよ!
デメリット5:室内や地下に弱い
現状楽天モバイルはプラチナバンドを使うことができません。1.7GHz帯の高い周波数しか利用することができないため障害物に弱い電波しか利用できず、結果として室内や地下などの通信に弱くなっています。
しかし楽天モバイルは今年の6月からプラチナバンドの提供を開始すると発表しました。プラチナバンドとは低い周波数の電波のことで障害物に強く室内や地下などでも安定した通信が可能に。これにより楽天モバイルがより繋がりやすくなります!
デメリット6:口座振替払いには110円の手数料が必要
楽天モバイルの料金支払い方法は主に口座振替とクレジットカードの2種類となっています。そのうち口座振替払いを選択した方は支払手数料として110円が必要に。そのためできる限りクレジットカードでの支払いがおすすめです。
しかし中には事情がありクレジットカードを作れない方もいらっしゃいますよね。そんな方は口座残高の範囲内でクレジットカードと同じように利用できるデビットカードでの支払いがおすすめ。楽天銀行でもデビットカードを発行しているため検討してみてください。
楽天モバイルへの料金支払いにはもちろん楽天カードがおすすめだぞ!
楽天モバイルのメリット7選!
楽天モバイルはデメリットばかりではないぞー!
メリット1:月額料金が安い
楽天モバイル最大のメリットは月額料金が安いこと!他の携帯電話会社のように「毎月〇GBまで高速通信可能」とあらかじめ決めるわけではなく、使わなければ1,078円、どれだけ使って3,178円。わかりやすいシンプルな料金プランで競合他社よりも安い価格が魅力的。
さらに家族で楽天モバイルを利用すれば家族全員100円割引。22歳以下の方であれば最強青春プログラムにより毎月110ポイントの還元を受けることができます。
楽天カードで楽天モバイル利用料金を支払えば1%還元!さらに楽天モバイルで端末購入の際の分割払いも手数料無料だぞ!
メリット2:データ通信量無制限!
楽天モバイルの旧プランである「Rakuten UN-LIMIT VII」ではパートナー回線で5GBまでという制限がありました。しかし楽天モバイル最強プランからパートナー回線の5GB制限を撤廃。完全にデータ通信量無制限になりました。
楽天モバイルの最強プランはどれだけ使っても月額最大3,178円で利用することができ、テザリングも追加費用なしで利用することができます。そのため携帯電話のみならずパソコンやタブレットなどもネット接続可能です。
外出先から楽天市場でのお買い物を楽しんでね!
メリット3:通話もかけ放題!
冒頭部分でもお伝えさせていただいたように楽天モバイルは各社の料金プランと比較しても極めてリーズナブルな価格でサービスを提供しています。にもかかわらず、その料金には無制限の通話かけ放題サービスが含まれています。
楽天リンクという専用のアプリからの発信が条件とはなりますが、契約中の電話番号そのままに発信することができるため相手に楽天リンクからの発信であると気がつかれる心配もありません。ただし0570などのナビダイアルなど一部対象外の番号もあるため注意してください。
メリット4:無料で2GBまで海外ローミングできる!
楽天モバイルは70以上の国と地域で2GBまで無料で海外ローミングすることができます。そのため短期の旅行や出張であれば楽天モバイルだけで十分でしょう。
従来は別途現地でSIMカードを契約したり、日本国内で海外に対応したポケットWi-Fiをレンタルしなければなりませんでしたが、楽天モバイルであればお使いのスマートフォンをそのままに海外での通信を楽しむことができます。
メリット5:楽天市場をお得に利用できる!
楽天モバイルは「楽天SPU(スーパーポイントアッププログラム」の対象です。楽天SPUとは対象のサービスを利用するごとに楽天市場でのポイント還元率が4%UPし、楽天市場でのお買い物時に常時5%還元以上でショッピングを楽しむことができるように。
楽天市場での4%上乗せでの還元は毎月2,000ポイント獲得まで続きます。つまり毎月5万円までのお買い物をよりお得にできるようになるわけですね!
楽天カードを使って支払えばさらにお得になるぞ!
メリット6:契約期間の縛りがないからいつでも解約できる!
楽天モバイルには以前問題になっていた2年縛りのような契約縛りが一切ありません。そのためいつ違約しても違約金が発生することはありません。契約期間の縛りがないためいつでも解約できるのです。
とりあえず楽天モバイルの通信品質を試してみたい。そんな方はぜひ一度楽天モバイルへ乗り換えてみて試してみるのはいかがでしょうか。
メリット7:店舗でのサポートが受けられる!
楽天モバイルは47都道府県に1,000店舗以上展開しています。そのためもし万が一分からないことがあれば対面でのサポートも受けることができます。
また楽天モバイルはオンラインでほぼすべての手続きを完結することが可能。そもそも店舗に出向くまでもなく問題を解決できるのは魅力ですね。
楽天モバイルはデメリットだけでない!
楽天モバイルは第4のキャリアと呼ばれており後発組の携帯電話会社です。通信品質や通話品質などまだまだ完璧とは言えず多くのデメリットがあるのが事実。
しかし2024年6月から提供が開始されるプラチナバンドなど日々よりよいサービスに向けて進化しているのもまた事実です。ぜひこの機会に楽天モバイルへの乗り換えを検討されてみてはいかがでしょうか。